10 月 03
恋も盲目。
(以下訳文)
Nature Neuroscienceという専門雑誌に掲載されたこのパラドックスは、視覚がどのように見ている物体を見逃しているのかを明らかにしている。
黒と白のストライプを注意深く見るように言われたボランティアは結果的にその縞模様を判別することが出来なかった。
ニューヨーク大学の研究チームは、不変の画像を長時間注意を払って見ることは初めのうちは観察力を深めるが後に実質的に観察自体の意味を無くしてしまうと考えている。
物体の明るい部分と暗い部分に、よりコントラストがある場合の方が物体を容易に見ることができるのは、研究者は事実として認めている。
これまでの研究では、物体をより細心の注意を払って観察することや焦点を合わせることがこのコントラストを効果的に増大させることで観察を容易にすると示唆していた。
しかしながら視覚を物体に集中させることは初めのうちは有効だが、調査員Samuel Ling氏とMarisa Carrasco氏はこの効果は次第に薄れていくことを発見した。
Carrasco博士は次のように説明している。
何かに注意を向けている時は大抵その視覚能がより優れている。しかしそれは必ずしもいつもというわけではない。例えば、もしあなたがスクリーンを監視して絶えず特定の場所に注意を払っていた場合、しばらくすると敏感ではなくなっている。
これは正にパラドックスである。というのも物体を見る際に注意深く観察することが最善なことだと一般的に考えられているからだ。
Harder you look, the less you see (BBC)
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