あれこれ読者のみなさんは、これを機に歳を取ってもボケなくなるかもしれません。今まで以上に歯はしっかり磨きましょう。
(以下訳文)
スウェーデンとノルウェーの研究者が、「歯の減少と記憶の減少」間には関係があると考えられる理由を明らかにしようとしている。
スウェーデンはストックホルムとウメオ、北ノルウェーはトロムセの歯科医、精神分析医、神経科医がBetula Projectで協力している。Betula Projectとは、歳、記憶、ぼけ、健康を研究するプロジェクトのことで、スウェーデンで20年近く進められておりCOE (Center Of Excellence; 中核的研究拠点)である。
ウメオの約2000人を調査したところ、正常な数の歯を持つ人は歯を失っている人より記憶力が優れているということが判明した。
トロムセ大学の臨床歯科学研究科のJan Bergdahl教授は
「我々はあらゆる角度から調査したところ同じ結果にたどり着いた。」
と話す。教授は歯科医兼精神分析医でありウメオとストックホルムの研究センターで働いている。
自身の歯を持つ年寄りの方がそうでない年寄りより記憶力が良いという推論は、現在国際発表の予定である。
日本の研究者がネズミと猿を用いた実験で類似の発見をしている。すなわち、ネズミが迷路でエサを見つけることを学んでも、歯を取り去ってしまうとそのことを忘れてしまうという発見である。
「自身の歯は、歳老いた際の健康状態に重要なのだ。よく噛むことで酸素を豊富に含んだ血液が頭に行き渡る。だからこそ自身の歯でより多くよりしっかりと噛む方が良いのだ。」
このように教授は述べた。
現在ノルウェーとスウェーデン両国の研究者は、歯の数の重要性そしてどの歯が他の歯より記憶に重要な役割を持っているのかについて調べている。またチタン性インプラントが記憶に与える影響、記憶と歯の減少に関わる遺伝的要素の有無といったことも調査されるようだ。
ノルウェーやスウェーデンでは、約50年前まではある歯が取れてしまうとすぐにすべての歯を取り、入れ歯や差し歯を付けるのがとても一般的なことだったそうだ。
Teeth improve memory (Aftenposten.no)
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